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ゴルナーグラート Gornergrat [山]

スイス旅行 7日目 2013年7月11日

今旅行の二番目のハイライト、マッターホルン Matterhorn(4478m)。
スイスは夜の21:00頃まで明るいが日の出は5:38と日本よりも1時間強遅い程度です。
明るい時間が長いのです。
タイミングよく5時に起きた(スイスに来てから4時から5時の間で起きる習慣になった)ので
マッターホルンのモルゲンロートを見に行った。
P7110629 (576x432).jpgツェルマット全景 左上がゴルナーグラート
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ツェルマットからゴルナーグラート鉄道に乗り(8:48発)ゴルナーグラート(3130m)を目指します。
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ゆっくりと静かに登山鉄道は高度を上げていきます。
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マッターホルンが見えるたびに乗客は車内を左右に移動しながら撮影しています。
日本人の団体客が来る前に乗車できたのでゆっくり座って景色を楽しめました。
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後方を見ると一昨日までいたユングフラウの山並みが見えてきました。
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約30分でゴルナーグラート駅 終点です(3089m)
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ここには山岳ホテル クルムホテル・ゴルナートがあります。
キャンセル待ちで予約を入れていましたが直前まで順番は来なかった・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
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ここから山頂まで5分程度の登りです。
登山鉄道で一気に3000mを超えたので順化出来ていない為、息が苦しい登りでした。
しかしこの景色を見ながら、そしてピークの向こう側に何が見えるか?
そのワクワク感がたまりません。
写真はモンテローザ Monte Rose(4634m)の右肩、中央がリスカム Liakamm(4527m)、その二つの間がグレンツ氷河 Grenzgletscher。
右側からはツヴェリングス氷河 Zwillingsgletscherが合流し、グレッチャー氷河としてゴルナーグラート直下位まで流れます。
しかし温暖化の影響でしょうね、今はだいぶ後退し、以前はあっただろう氷河の跡が山肌をセメント色に変えています。
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そしてモンテローザの少し左側に目を移すと、ミシャベル連峰のDome(4545m)尖ったピークが見えます。
その手前には、昨日登った、Rothorn Paradise(3130m)とSunnegga Paradise(2282m)が見えます。
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パノラマで撮るとこんな感じ、サングラスをした白人の女性はスイス人でツェルマットでキャンプ(オートキャンプ)をしているそうです。
そして今夜はモンテローザの麓にあるモッテローザ・ヒュッテ(2795m)に泊まるとのこと。
2つ前の写真(白人男性2人が写ったショット)で左中央にエメラルドグリーンの池が写っている、その右上にそのヒュッテは見えます。超モダンなヒュッテらしいです(双眼鏡を貸してくれましたが確かに銀色の壁とデザインはお洒落です)
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左からホーテリ Hohtalli(3286m)、モンテローザ Monte Rose(4634m)、リスカム Liskamm(4527m)、そして2つのピークが見えるカストール Castor(4228m)とポリュックス Pollux(4092m)更に大きな山容がブライトホルン Breithorn(4164m)と続く。
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最後、これを入れないパノラマは無いでしょうって事でマッターホルン Matterhorn(4478m)とその手前の建物がクルムホテル・ゴルナート。
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ここにずぅ~っと居たいけど、下りは歩きなのでそろそろ出発です。
クルムホテル・ゴルナートの全容。
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ゴルナーグラート鉄道の終点駅、そしてマッターホルンの左側に見える二つの大きな氷河はスキー場でマッターホルン・グレーシャー・パラダイスといい夏でもスキーが楽しめるそうです。
一年中スキーが出来るEU諸国の選手には敵いませんね~

写真の左上端に写っていませんがマッターホルンを小さくしたような槍ヶ岳のようなピークまでロープウェイがあります。その山をKlein Matterhorn(3883m)と言います。(小さなマッターホルンという事だと先ほどのスイス人女性が言ってました)
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先日まで居た、GrindelwaldやZermattは日本で例えると立山黒部アルペンルートや上高地・穂高あるいは白馬、安曇野といった地域のような所ですが、そこに至る交通機関や宿泊設備、トイレ、レストランなどどれをとっても素晴らしく近代的で清潔です。日本の観光地も頑張って欲しいです。

さて、そろそろ歩きましょう。
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ここも一面が高山植物が群生しています。
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登山道は恐ろしく整備されていてとっても歩きやすい。
日本だったら木道(高山植物保護の目的)にしてしまうか、岩ゴロゴロの登山道になるでしょうね。
道標もしっかりしていて分かり易いです。
ちなみに高山植物の保護を訴えるような注意書きがなかったなぁ~山がデカ過ぎていくらでも生えてくるので不要なのでしょうか?
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ここの来訪者のほとんどがこの逆さマッターホルンを撮りたくて来ているのでしょうね。
ここまでは麓から歩いて登ってくるか、山頂から下山してくるか、または途中駅のRotenbodenで下車しこの池まで歩いてくる方法があります。
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我々は更に下のRiffelbergを目指します。
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本当は更に下のRiffelalpまで行く予定でしたが疲れてしまいRiffelbergに向かいました。
しかし大正解、レストランはここにしか無く、久しぶりに生ビールを頂く事が出来ました。
これは調理前のポテト、これにチーズをかけてオーブンで焼いたラクレットがあったのでこれと生ふたつ[ビール]
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この景色でコレです[わーい(嬉しい顔)]
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食後はここのテラスでまったりお昼寝。
ここからは登山鉄道に乗りホテルへ戻りました。
これで今旅行の全行程の内で山編は終了です。
何編もお読み頂きありがとうございました。

次は「おまけ編」として帰国後にまとめていきたいと思いますので、また訪れて頂ければ嬉しいです。
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